ナレッジベース

会話の途中でモデルを切り替える

新しく選んだモデルが読む内容と失われうる内容、ブレインや連携アプリを使えないモデルがある理由、そしてLexikaが次のメッセージのモデルを決める仕組みを説明します。

途中で別のモデルに切り替えたとき

チャットの途中でモデルを切り替えたところ、何かがおかしいようです。新しいモデルが以前の回答を自分で書いたと言ったり、最初のほうで添付したPDFを忘れているように見えたり、ブレインが応答しなくなったりしています。あるいは、チャットを開き直したらモデルが勝手に変わっていたのかもしれません。

切り替えるには、チャット上部のモデル名を選んでモデルセレクターを開くか、メッセージ入力欄の先頭で /model と入力して「モデルを変更」を選びます。次のメッセージは、選んだモデルに送られます。

あなたの代わりにモデルを選ぶティア「エコノミー」「バランス」「プレミアム」を使っている場合、Lexikaはメッセージごとに異なるモデルに回答を任せることがあります。その場合、以下で説明することの大半は、あなたが切り替えなくても起こりえます。これらのティアがどのようにモデルを選ぶかは、ナレッジベースの「エコノミー」「バランス」「プレミアム」に関する記事で説明しています。

新しいモデルが読むもの

新しいモデルは、前のモデルと同じ会話を読みます。具体的には、圧縮の要約があれば最新の要約、続いてその後にあなたやチームメイトがAIに尋ねたすべての質問と、すべての回答です。コメントは含まれません。

  • 新しいモデルは、以前の回答を自分のものとして受け取ります。 以前の回答は、モデル名の付かないアシスタントの発言として届きます。新しいモデルには別のモデルが書いたことがわからず、自分が書いたと言うことがあります。
  • 新しいモデルが読むのは回答であって、その裏にある作業ではありません。 Lexikaはモデルの思考プロセスを保存せず、以前のウェブ検索やブレインの検索の結果も引き継ぎません。新しいモデルに見えるのは、回答がそれらについて述べた内容だけです。ただし、以前の回答が作った画像は、ファイルとして新しいモデルに届きます。ツールを使えるモデルは、直近4件の回答で連携アプリが返した内容も読み直します。

新しいモデルが読める量が少ないとき

一度に読める量、つまりコンテキストウィンドウはモデルによって異なります。Lexikaはどのモデルについても、これを表示していません。Lexikaはメッセージのたびに、まず回答するモデルに収まるよう会話を調整します。収まらないときは、次の順に内容を外していきます。

  1. 以前のメッセージのファイルと画像。古いものから外します。
  2. 以前の回答で連携アプリが返した内容。回答のテキストは残ります。
  3. 以前のやり取り全体。古いものから外します。
  4. 圧縮の要約。

これが起きたことを示す表示は画面上になく、会話履歴はすべてそのまま残ります。新しいメッセージとそのファイルだけでも収まらない場合は、メッセージに「メッセージの送信に失敗しました」と表示され、その下に MODEL_CONTEXT_WINDOW_EXCEEDED と示されます。ファイルをいくつか外すか、メッセージを短くするか、別のモデルを試してください。

切り替え後のファイル

以前の画像やPDFが新しいモデルに届くのは、そのモデルがファイルの形式とサイズに対応していて、さらに読み込む余地がある場合だけです。それ以外の場合、モデルにはファイル名を記した短い注記が渡ります。どのモデルでも、Lexikaが会話で引き継ぐファイルは新しいメッセージのファイルを含めて最新の10件だけで、それより古いファイルは注記なしで外します。

モデルを切り替えた時点や@でモデルをメンションした時点で、Lexikaはメッセージ入力欄で待機しているファイルを新しいモデルと照らし合わせます。テキストファイルも対象です。モデルが受け付けられないファイルは入力欄から取り除かれ、モデル名を記した短い通知が表示されます。上限については、チャットのファイルに関するナレッジベースの記事で説明しています。

ツールを使えないモデル

ツールとは、ウェブ検索、ブレインの読み取り、連携アプリの利用など、モデルが文章を書く以外に行う操作のことです。画像で回答するモデルはツールを一切使えず、Perplexityのモデルも同様です。それ以外にどのモデルがツールを使えないかは、モデルセレクターには表示されません。ツールを使えないモデルは、次のようになります。

  • Lexikaのウェブ検索を使わないため、「ウェブを検索しました」の行は表示されません。Perplexityのモデルは独自にウェブを検索するので、その回答にはウェブの情報が反映されることがあります。
  • ブレインを読むことも、ブレインに保存することもできません
  • 連携アプリを使えません。会話用に選んだアプリのチップはメッセージ入力欄に残りますが、このモデルはそれを無視します。
  • メッセージにリアクションを付けたり、回答の途中で画像を作ったりしません

ブレインを接続したチャットでは、Lexikaはこうしたモデルのうちテキストで回答するものに、何かを覚えておくよう、または思い出すよう頼まれたら、ツールを使えるモデルに切り替えるよう案内することを指示しています。

チャットにはウェブ検索のスイッチがありません。ツールを使えるモデルは、いつ検索するかを自分で判断します。あなたから検索を頼むこともできます。頼んだのに「ウェブを検索しました」の行が表示されない場合は、別のモデルを選んでもう一度頼んでください。

次のメッセージに回答するモデル

モデルをメンションしない限り、次のメッセージの送り先はチャット上部の名前で示されます。Lexikaは次の順に送り先を決めます。

  1. @メンション。 メッセージ入力欄で@を入力し、「このメッセージをモデルにルーティング」の下からモデルを選びます。そのメッセージ1件だけがそのモデルに送られ、上部の名前は変わりません。1件のメッセージに付けられる@メンションは1つだけです。
  2. 編集中の質問。 送信済みの質問を編集している間は、上部の名前にその質問に回答したモデルが表示されます。そのほかの点は、ナレッジベースの「編集、再生成、分岐」に関する記事で説明しています。
  3. 最新の回答のモデル。 「会話に合わせてモデルを切り替える」がオンの場合に使われ、その会話であなたが自分でモデルを選ぶまで続きます。
  4. モデルセレクターで最後に選んだモデル。 これを記憶しているのはこのブラウザまたはアプリだけなので、スマートフォン、ノートパソコン、別のブラウザでは異なるモデルが表示されることがあります。新しいチャットは、このモデルで始まります。
  5. 「バランス」。モデルを一度も選んだことがない場合や、最後に選んだモデルが提供されなくなった場合に使われます。

メッセージ入力欄のモード切り替えが「AIに質問中」ではなく「チャット中」になっている場合、メッセージがモデルに届くのは、モデルをメンションしたときだけです。あなたの選択が影響するのは、あなた自身のメッセージだけです。同じ会話にいるチームメイトのメッセージは、その人の画面に表示されているモデルに送られます。

会話に合わせてモデルを切り替える

このスイッチは「設定」>「環境設定」の「会話の動作」にあります。最初はオンになっており、設定はブラウザやアプリごとに個別に保存されます。オンのときは、会話を開いたり再読み込みしたりすると、最新の回答を書いたモデルが選択されます。その回答は、チームメイトのものかもしれませんし、あなたが@メンションで受け取ったものかもしれません。

「エコノミー」「バランス」「プレミアム」がそのモデルを選んでいた場合、選択されるのはティアではなく、そのモデルです。ティアに戻すには、モデルセレクターを開き、最初のタブ「All」の先頭にあるティアを選びます。このタブは、スマートフォンではアイコンだけで表示されます。次にその会話を開くと、またそのティアが最後に選んだモデルが選択されます。どの会話も、自分が最後に選んだモデルやティアで開くようにしたい場合は、このスイッチをオフにしてください。

選択したモデルを使えない場合は、メッセージ入力欄の上の通知にその理由が表示されます。それで解決できる場合は、「プランをアップグレード」または「スターを入手」のボタンも表示されます。自分がオーナーではない「オーナーのクレジット」のワークスペースでは、オーナーのスターが足りないだけの場合でも、通知にはワークスペースのプランがそのモデルに対応していないと表示されます。

回答を書いたモデルを見分ける

どの回答も、会社のロゴとモデル名を示すヘッダーから始まり、その下に会社名と時刻が表示されます。モデルを切り替えても、以前の回答に表示された名前が変わることはありません。Lexikaの一覧から外れたモデルの場合、ヘッダーには保存されている名前が汎用のロゴとともに表示され、その下には時刻だけが表示されます。

戸惑わずに切り替えるために

  • 切り替えた後は、大事なことを改めて伝える。 長い会話が序盤の決定を前提にしている場合は、それを繰り返してください。新しいモデルがその種類のファイルに対応していれば序盤のファイルをもう一度添付するか、必要な部分をテキストとして貼り付けてください。
  • 「思考レベル」のコントロールが変わることを想定しておく。 新しいモデルが提供するレベルのうち最も近いものが表示され、そのモデルに選択肢がない場合はコントロール自体が消えます。元のモデルに戻すと、その間に変更していない限り、あなたが設定したレベルに戻ります。
  • 会話の終盤で切り替えるときは費用を考える。 Lexikaは各回答に対し、モデルが読むすべての内容をそのモデルの料金で課金します。そのため、長い会話で高価なモデルに切り替えると、それ以降のメッセージはどれも費用が高くなります。モデルを比べるときは、モデルセレクターの「価格」を参考にしてください。料金の仕組みは、メッセージの料金に関するナレッジベースの記事で説明しています。